2013年10月28日月曜日
手で祈る〜ロザリオ作り
中学2年の宗教は、現在ロザリオ作りに取り組んでいます。
10月はロザリオの月。聖ドミニコが西暦1200年前後に始めたと言われているロザリオは、手指で祈る、いつでも、どこでもできる祈りの形として、全世界のカトリック教会が今日まで大切にしてきました。ロザリオを指で繰りながら、数えながら、祈りを通して聖母マリアとお話しし、どんな悩みも打ち明けてみましょう。きっとたくさんお恵みを頂けます。自分の好きな色や形のビーズを選び、自分で糸を通して、一粒一粒つなげていきます。最初は難しくても、集中すれば大丈夫と、宗教科の先生が丁寧に声かけをされていました。自分自身のロザリオは、きっとノートルダムで勉強した皆さんの一生の宝物になるでしょう。
2013年10月16日水曜日
晴佐久神父様、誠にありがとうございました。
10月12日は、秋晴れの清々しいお天気の中、創立61周年行事を滞りなく終了させていただくことができました。ノートルダムへの熱い思いと祈りの心を、ご来場の皆様と共有することができました。心からの感謝の気持ちがいっぱいです。誠にありがとうございました。
今年度は、第2部のミサの司式、第3部の講演会講師を、多摩教会主任司祭の晴佐久昌英神父様にお願いいたしました。「幸いの書」は、神父様の2010年のご著書ですが、このご本を、現在、学校法人主催のスピリット読書会において教職員で輪読しています。神父様の言葉は力強い、メッセージは明確、ハートが温かい。それは、「幸いの書」を読んでの私の感覚ですが、実際にお目にかかり、その思いをさらに強くしました。
「神様との関係をしっかり持てば、そして、神様から愛されているという思いを強く抱き続けることができれば、人生に何が起ころうとも、どんなに最悪の状況に陥ろうとも、あなたは大丈夫だ。決して絶望しない。必ず前に進める!」-この力強いメッセージが、ごミサを通して、また、お話を通して、私の心の底に届きました。生徒たちにとって、このような温かいメッセージに包まれた創立記念日を過ごすことができたことは、大変うれしいことです。学校長として、感謝の気持ち以外にはありません。
晴佐久神父様、誠にありがとうございました。
2013年10月8日火曜日
2013年10月3日木曜日
谷口明広先生をお迎えして
本日中2の「福祉のお話」は、愛知淑徳大学教授の谷口明広先生をお迎えし、お話を伺いました。先生には本校へ毎年来てくださっているので、本校の生徒のことをとても親しく感じてくださっています。それがわかるのか、毎年違う生徒たちが聴き、先生には初めてお会いするはずなのに、最初から打ち解けるのが早いこと。早い段階で信頼の絆が生まれ、しかもたった50分のお話なのに、すっかり、谷口先生の世界に引き込まれて行き、あっと言う間に時が過ぎます。
重い障がいと共にあったご自身の幼少期を材料にしながら、明るい笑いを引き出すのが非常にお上手な先生には感動します。おつらい体験を明るいタッチで分かち合われる先生には、人生を生き抜く上で、自分と他者に対し、深くて優しいまなざしを感じます。人は誰もが、誰かを差別してしまう存在。でも大丈夫、あぁ、自分のこの気持ちは差別意識だ~!と気づいたら、その芽を摘んでしまう勇気を持とうと呼びかけられました。差別はいけないとお説教するのでなく、知らない間に起こってしまう人間の感情を闇雲に拒否せずまず受け入れること、そして、次にそれと勇敢に闘うことを励まされる。確かに本当の優しさを感じました。この優しさこそ、自分自身のことも他者のことも、とことん理解し、豊かに愛していくことを可能にするキーでしょう。大変貴重な時間でした。谷口先生に感謝します。
2013年10月2日水曜日
もうすぐ、体育祭!
もうすぐ、体育祭!
本日は、多くの人たちが総出で行うグラウンド準備の日。
本校の体育祭は、毎年10月第1土曜日に行われることが多いですが、そのために伝統的に、前日と、3日前、2回にわたる「準備の日」をもちます。体育部の生徒、体育科教員、そして、もちろん、教職員総出で、テント張り、用具出しを行います。テントの屋台骨を立てる作業が開始されると、ああ、一年がまた巡ってきたなあと皆が感じていることでしょう。そしてグランドにトラック・ラインを丁寧に引き、小石を取り除いて完了する頃は、美しいオレンジ色をした西の日が照り輝きます。
グランドの端に咲くコスモスに、涼しげにトンボがスイスイ行きかう姿、その横で、先生に助けられて、トラックに美しい白線を描こうと奮闘努力する高校体育部員の姿は、女学院の秋の風物詩です。
真心を込めてたくさんの人たちで準備する女学院の体育祭、私はこの日が大好きです。
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