2013年9月9日月曜日

4つのCH

2020年のオリンピック開催地が東京に決定された昨日、いろいろな人々がテレビに登場し、この東京オリンピックのスローガンは?と尋ねれる中で、マラソン・ランナーの有森裕子さんの言葉が私には印象に残りました。それは彼女の座右の銘にされている言葉でもあるそうです。ピンチ(Pinch)、チャンス (Chance)、チェンジ (Change)、チャレンジ (Challenge)。なるほど、彼女がおっしゃる通り、すべての単語には {CH}が含まれています。
音声学的には、破擦音で発音される 英語のスペル{CH}  が表わす音は、エネルギーを溜めて、一気に空気を出す時の破裂と摩擦を併せ持った音なのです。意味深いですね。「ピンチ (危機) をチャンス(機会)にチェンジ(変容) させるのは、一つのチャレンジ (挑戦)である。」4つとも、その時には勢いとエネルギーが必要です。こんな壮大なことは、私一人では出来そうにありません。私を超える大きな愛の力が私を助けて下さらないと、変容することも、挑戦することはできない。そう思ってしまいます。


2013年9月8日日曜日

京都府私学総体、卓球、第三位!

本日は、京都府私学総体の卓球、団体の部で、写真の6人の中学生の皆さんがみごと第三位に入賞しました。本当におめでとう‼ 中学三年生の引退試合ということもあり、朝から皆で張り切り、心を一つに頑張り抜きました。中一はダブルスで公式戦初の勝利を得ました。自信になりましたね。対戦校の顧問の先生からも、「よい試合でしたね」とお褒めの言葉を頂いたと聞き、本当に嬉しく感じました。今度の中学朝礼の時に皆の前で表彰しましょう。皆にとっても、誇りと励みになるように。

2013年9月6日金曜日

塾対象入試説明会

今日は、毎年この時期に開催される、塾対象入試説明会が京都駅前メルパルクで行われました。ノートルダム女学院のために、80名ぐらいの塾関係の方々がお越しになって下さいました。本当に有難いことです。説明会前後には、多くの塾の先生方と直接ご挨拶させて頂き、日頃の感謝を申し述べることもできました。心から大切にしたい時間です。
このような機会が私にとって、誠に素晴らしいと思う、もう一つの理由があります。それは、このような大事な機会を通して、カトリック・ミッション・スクールであるノートルダム女学院は、何をそのアイデンティティとし、何を伝えたいと思っているのかということについて、出来る限り多くの人々にわかりやすい言葉で伝えられるように、私は祈り、そして考えを練り続ける必要があります。そのことは、校長として、非常に大切なことなのです。そして常に、言葉は実践によって裏づけられなければならない。理念や目的を、常に決まった言葉で表現しているだけでは簡単に形骸化してしまいます。いつも新しい気持ちで自問自答し、変容する現実の社会の中で、あるべきノートルダムの生き方を見つめ続けたいと思います。

2013年9月5日木曜日

夏期海外研修帰国報告会

本日は、この夏にカナダ、アメリカの研修プログラムに参加した生徒たちおよそ40人による帰国報告会がありました。一人一点以上の思い出のグッズを持ち寄り、それをプレゼンしながら、それぞれの国に対する熱い思い、ホストファミリーに寄せる感謝の気持ち、自分に今後出来ること、したいことについて熱心に分かち合ってくれました。中学生から高校生まで一堂に会し、ある生徒は、アメリカで、ホストファミリーが空港に出迎えて下さった時の Welcome Board を見せてくれ、ある生徒は、写真家のホストマザーに教えてもらった技術を駆使して撮ったという素敵な写真を披露してくれました。また、ある生徒は、ブルーベリーケーキの写真を見せて、ホストマザーが3日連続、このケーキを自分と一緒に作って下さり、3日めのケーキが一番美味しく焼けた、その時の感動を伝えてくれました、ホストマザーの愛情は、話を聴いている私たちにもビンビンと伝わりました。私は最後に言いました。皆、訪れた国でお世話になった人々とのお別れは相当辛かったと思いますが、それは終わりではなく、むしろ始まりです。今度は皆さんが、こうして与えて頂いた愛情、友情を受け継いで、今度は皆さんご自身が豊かに拡げていってほしいと。
皆、本当によくやりました。I'm proud of you all!! そして神様に感謝します。

2013年9月4日水曜日

雨の日に想う

今日はお昼に大雨警報が発令され、午後は一時、本格的な土砂降りになる場面もありました。校長室の窓から、アスファルトに跳ね返る大きな雨粒を見つめながら、高校生の頃、雨の日が嫌だと文句を言った私たち生徒に、担任のシスターが言われた言葉を思い出しています。「私は雨の日が好き。天から降り注ぐ恵みが、目に見える姿でやってくる。」それ以来、雨の日が好きになったわけではないけれど、「うっとうしい日」の見方が逆さまにシフトしたのは確かでした。
今、私の目の前に落ちゆく大きな雨粒は、天から降り注ぐ恵みの形。その一粒一粒は、神様が私に下さった数え切れない恵みの数々。私が50歳になった昨年、プレゼントにもらったこのステキな十字架は、いつも私の机の上にあって、大切なことを知らせ続けます。真ん中に書かれたフレーズは、"Count Your Blessings" 。「あなたにもらった恵みは数え切れない!」と、私はあえて意訳したい。

2013年9月3日火曜日

ノートルダム学院小学校3,4年保護者説明会


本日午前中は、ノートルダム学院小学校の保護者の皆様およそ100名ご参集下さり、そこで女学院についてお話をする機会に恵まれました。3年生4年生の児童の保護者の方々でも、進学先の中学校は、お子様ご本人、そして保護者の、大切な「選びの時」であることは言うまでありません。ですから、「選ばれる女学院」を目指して、誠心誠意お話ししました。
特に今回は、女子校の魅力、カトリック学校のアイデンティティに加え、特にこの夏に私を強めたヨーロッパでのノートルダム精神、その「国際性」(Internationality) について、何よりも熱く伝えたいと思いました。我がノートルダム女学院は、流行りで国際性を取り入れているのではなく、私たちにはヨーロッパと米国に確かなルーツが存在し、それらの国々と、今も変わらずに、あるいは益々近く、つながりを深め合っていること、そのことを是非知って頂きたかったのです。ミュンヘン、ウィーン、ローマで女学院生徒に宛てて、シスターが語りかけて下さるビデオメッセージを、今日の保護者の方々にも聴いていただきました。
明後日には、5年生保護者対象の説明会があります。

2013年9月2日月曜日

人の心に働きかける仕事

始業式での私の話の中で紹介した映画、「風立ちぬ」の監督、宮崎駿さんが、この作品を最後に引退されます。1979年から今回で11作品に及んだ宮崎ワールドが、もう最後になるのは非常に寂しく、残念です。私がまだ大学で教鞭を執っていたころ、「となりのトトロ」が米国でも人気を博し、英語の吹替えバージョンと、オリジナルの日本語の台詞を比較し、そこからあぶり出せる比較文化研究を行ったことや、「千と千尋の神隠し」に隠されたシンボルの謎解きで学生たちと議論が盛り上がったことなど、今でも生き生きと思い出します。宮崎作品の様々な要素が観る人の心を捉えて離さず、その人のイマジネーションをかき立て、何かが生み出されていくまでに至るのですね。人の心に働きかける、そんな仕事は素敵です。「風立ちぬ」も、美しい飛行機を作りたかった人物を通して、私は自分の仕事についても改めて考える機会になりました。「アニメを芸術に高めた」は、本日の京都新聞の見出しでした。ありがとうございました、宮崎監督!