今日の午後、ステファンさんが本校に訪れてくださいました。 3年ぶりの再会です。オランダはアムステルダムに、アンネ・フランク・ハウスがあります。そこは現在ミュージアムですが、皆さんがご存じのように第二次世界大戦中、アンネ・フランクが、反ユダヤ政策から逃れるために家族と住んでいた隠れ家です。彼女の13歳の時に日記帳をもらってから、ずっと隠れ家で日記をつけました。この日記は、あまりにも有名ですね。隠れ場は1960年にミュージアムになり、訪れる人々にアンネのメッセージを伝え続けています。
ステファンさんは、そのアンネフランクハウスを拠点に、アムステルダムに直接訪れることのできない世界中の多くの国々の人たちを訪ね、自国でアンネのメッセージに触れることができるように、いろいろと働きかけておられます。ステファンさんと私は2010年に知り合いました。本校でアンネ展を開催したかったのですが、いろいろな事情によりその年に京都ノートルダム女子大での開催となりました。多くの写真やパネルをお借りできたことで、心温まる素晴らしい展覧会になりました。今年も、また日本各地で展覧会を行うことになったと、ステファンさんは嬉しそうでした。直近では同志社国際中学高等学校でアンネ・フランクのワークショップを行うそうです。