2013年12月16日月曜日

第38回 ボランティアスクール

12月14、15日

 この二日間は、第38回目となるボランティア・スクールが開催されました。
私が在校生であったころから、毎年絶やすことなく行われてきたこのスクールは、「車いすと仲間の会」の方々にお世話になりながら、私たちがどのようにして、障がいをもっておられる方々に寄り添うことができるのかを知る大切な時間です。そして、その方々と共に、クリスマスを楽しくお祝いするという本校独自の行事です。
 この二日間に私たちの学びの機会を支えて下さる方々は、障がいをもつ方々と、その援助をされているボランティアの方々、そして、創立当初からずっと私たちのよき指導者でいてくださっている「車いすと仲間の会」代表の中井さん、これらの方々の同伴によって、私たちのボランティアスクールは、毎年豊かな恵みと気づきに溢れます。
 一概に車いすを使用されていると言っても、歩行が困難、肢体が不自由、あるいは、発話が困難な方々もおられ、ニーズは様々であることも学びます。ですから車いすを操作する方法を学ぶことだけに留まらず、発話が困難な方とコミュニケーションを行う様々な独創的な方法も学びます。すなわち、このスクールは、私たちにとって、自分たちのいつもの視点から、新しい視点を学ぶ機会、他者の側に立って自分を変容させる機会を与えるものだと思っています。


透明ボードを用いてのコミュニケーション支援の練習です

車いすの操作方法を学んでいます

皆とクリスマス前、待降節のミサにあずかりました

皆でパーティーを楽しんでいます

2013年11月18日月曜日

おめでとう!あなた方は私の誇りです。

 11月17日(日)Ikenobo 花の甲子園 2013 全国大会が、池坊会館で行われました。本校からは、地区大会で近畿代表の座を獲得して以来、HPに登場してくれている高3の野津手さん、吉田さん、竹田さんの3名が1チームとなり出場しました。午前中は、全国から集まった9校のうち、3校に絞られるプロセスでしたが、どの学校の生徒たちも、目をみはるような素晴らしい生け花の表現と、そのコンセプトのプレゼンテーションを披露され、どの3校が残るのか、そこに本校ノートルダムは残ることができるのか、ハラハラしながら結果を迎えました。まさしく「人事を尽くして天命を待つ」という心でしたが、見事にノートルダムは、その3校の1校に選出されました。
 午後の部は、その3校から最優秀校1校を選ぶプロセスでした。花器、花材も、すべて本番までわからない(花器は抽選で決まります)、自分たちの心情やコンセプトを、その場、その時に与えられた花材に託す、定められた時間にそれを表現する、このような多角的でかつ高度な取り組みを要求されるミッションでした。ノートルダムの生徒たちは、「旅立ち」をテーマに、これまでお世話になった人々への感謝、めぐり会えた友との絆、自分たちの未来への希望、それらを見事に表現してくれたと思います。惜しくも最優秀賞は熊本県立第一高校に譲りましたが、同列2位で、岩田県立黒沢尻北高校と並んで表彰されました。 
 よい戦いを最後まで戦い抜き、悔し涙をたくさん流した彼女たち、私には、この日、彼女たちが「生徒たち」というよりは、果敢なる「表現者たち」に映りました。おめでとう。あなた方は私のすばらしい誇りです。



 




2013年11月11日月曜日

秋生まれの誕生日ミサ


 本校では、学期に1回、お誕生ミサを行っています。今日は、秋生まれの方々の誕生日をお祝いしました。カトリック・ミッション部の生徒の皆さんや先生がたのサポートのお陰で、皆が楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとう!バースデー・ガールズに該当する皆さんにとっては、神様から頂いた自分の命がこの世界に誕生したことに思いを馳せて、神様への感謝、両親への感謝、共に生きる友人や先生たちへの感謝を静かに黙想するひとときです。西ブロックご担当の夫(プ)神父様は、韓国チェジュ島のご出身で、いつも心が温かくなるミサの司式をしてくださいます。今日も、とても和やかで愛情あふれるミサでした。ミサの中で、熊木杏里さんの「誕生日」という歌をお聴かせくださった神父様、素敵な歌詞の意味を、私たちに伝えてくださり、ありがとうございました。ここに、一部を分かち合いましょう。今日、ミサに出られなかった人たちにもお伝えしたいから。

「。。。生きてきたようで、生かされている、そんな私であって、あなたである
  おめでとう! きょうまでたどりついたよ
  つらいことのほうがよくあるけれど
  ありがとう!!理由は何もない
  あなたという人がいることでいいんだよ。」

ノートルダムという空間で、いろいろなことを体験し、いろいろな関わりを持ち、神様から愛あふれて与えられた命をしっかり大切に生きて、あなたがあなたになっていく。それが、校長としての私の常なる願いです。
お誕生日、おめでとう!


 

 


2013年11月7日木曜日

ごちそう様でした!


 高校3年生の家庭演習の授業では、秋の松花堂弁当づくりに挑しています、本日、私は調理室の方にご招待を受け、お呼ばれに行って参りました。少し早めにお邪魔すると、まだ皆さんはエプロン姿で大忙しの様子。ご担当の奥田典子先生によると、生徒たちは1学期から計画を練り始め、夏休みにはそれぞれがデパ地下あたりを散策し、美味しそうに見える盛りつけ方や彩りを研究するそうです。そしてグループごとにテーマを決め、「秋のなごり」「秋の中華」「秋のヘルシー弁当」などなど、タイトルまでつけて、披露してくれました。お料理に取り組む制限時間は80分。これだけの種類のものを、限られた時間で完成させるには、よく練られた計画と、グループのチームワークが要でしょう。すばらしい!私は「秋の中華」を選ばせて頂き、大変美味しく頂きました。十文字に仕切りをした本格的な縁高に形よく盛られたお料理は、それぞれ工夫が凝らされていて感動でした。卒業前の最後の調理実習、それぞれの生徒たちの手には、卒業リングが光っていました。
 数学や英語や、歴史の勉強と共に、耳を澄まして聴く毎朝の聖書朗読も、帰りのお祈りも、毎日の校内の清掃も、そして、この松花堂弁当制作も、すべては、ノートルダム・レディーになるための具体的な方法でした。みんな、卒業を間近にして、ようやくパズルのピースが合わさっていき、完成形が見えてきます。あらゆる角度から用意されているノートルダム教育の姿、それは、私たちの誇りです。
本日は本当にご馳走様でした。

 

 

2013年11月3日日曜日

English Dayにご参加の皆様、誠にありがとうございました

本日は、本校English Dayに多数の皆さまをお迎えできたことを、誠に嬉しく思っております。ご来場の皆さまに心より感謝を申し上げます。
午前の部は今年で第10回目を迎えた「小学校女子英語コンテスト」、午後からは、第48回目を数える「近畿中学校女子英語暗唱大会」、今年度もどちらも多数の応募を頂くことができ、本校といたしましても、大変光栄に思っております。誠にありがとうございました。

出場者の皆さまの素晴らしいパフォーマンスに、日ごろの練習の成果が迸っていました。それぞれの部でご挨拶させていただいた通り、言葉が相手の心に届くことで、相手との対話が始まり、たがいに理解すること、愛することが始まります。その意味で、皆さんにとって第2の言語を、皆さんが勉強していることは、より多くの、多様な人々と言葉を交わらせることができるという意味で、非常に大切なことです。これからも、どんどん、ご自分の言葉を豊かに磨いていってください。


小学生の部結果



1位 杉野 由芽(すぎの ゆめ)さん (12歳)
   京都市立南大内小学校 6年
2位 菅野 万里子(かんの まりこ)さん (11歳)
   京田辺市立大住小学校 6年
3位 島津 真衣(しまづ まい)さん (11歳)
   京都市立嵯峨野小学校 5年
4位 大和 絢子(やまと あやこ)さん (12歳)
 栗東市立大宝小学校 6年
5位 建野 花(たての はな)さん(11歳)
   京都市立嵯峨野小学校 5年


中学生の部結果


1位 日下部 悠帆(くさかべ ゆうほ)さん (15歳)
 京都市立西京高等学校附属中学校 3年
2位 荒木 愛琳(あらき めりん)さん (13歳)
 金蘭会中学校 2年
3位 今村 美帆(いまむら みほ)さん (14歳)
 宇治市立広野中学校 2年
4位 西川 泉希(にしかわ みずき)さん (15歳)
 立命館中学校 3年
5位 寺田 杏寿(てらだ あんじゅ)さん (14歳)
 賢明学院中学高等学校 2年



2013年11月1日金曜日

高校3年生指輪贈呈式

 10月の最後の日は、高校3年生の指輪贈呈式でした。1964年から続いている本校の伝統行事であるこの贈呈式は、父母の会が企画運営をされます。ノートルダム教育を6年ないし3年間受けた生徒たちは、保護者からの愛の証し、また、本校教育の完成形であるノートルダム・レディーに限りなく近づいている証しとして、厳かな雰囲気の中にも、愛と友情が迸る和やかな雰囲気の中で、クラスごとに指輪を受け取ります。そして一人一人のために、美しく個別包装されている箱を、生徒たちはそれぞれ、ホームルームで開封します。

 卒業式まであと残すところ4ヵ月となりました。学校で友人たちと過ごす日常の時間は限りなく少なくなって行きます。卒業の日は、マリアン・ブルーのキャップ&ガウンを身にまとい、マリア様の心を頂いて出発する日、この日を目ざし、思い残すことのない高校生活最後の日々をお健やかにお過ごしください。本日は本当におめでとうございます。









2013年10月28日月曜日

手で祈る〜ロザリオ作り


中学2年の宗教は、現在ロザリオ作りに取り組んでいます。
10月はロザリオの月。聖ドミニコが西暦1200年前後に始めたと言われているロザリオは、手指で祈る、いつでも、どこでもできる祈りの形として、全世界のカトリック教会が今日まで大切にしてきました。ロザリオを指で繰りながら、数えながら、祈りを通して聖母マリアとお話しし、どんな悩みも打ち明けてみましょう。きっとたくさんお恵みを頂けます。自分の好きな色や形のビーズを選び、自分で糸を通して、一粒一粒つなげていきます。最初は難しくても、集中すれば大丈夫と、宗教科の先生が丁寧に声かけをされていました。自分自身のロザリオは、きっとノートルダムで勉強した皆さんの一生の宝物になるでしょう。




2013年10月16日水曜日

晴佐久神父様、誠にありがとうございました。


10月12日は、秋晴れの清々しいお天気の中、創立61周年行事を滞りなく終了させていただくことができました。ノートルダムへの熱い思いと祈りの心を、ご来場の皆様と共有することができました。心からの感謝の気持ちがいっぱいです。誠にありがとうございました。

今年度は、第2部のミサの司式、第3部の講演会講師を、多摩教会主任司祭の晴佐久昌英神父様にお願いいたしました。「幸いの書」は、神父様の2010年のご著書ですが、このご本を、現在、学校法人主催のスピリット読書会において教職員で輪読しています。神父様の言葉は力強い、メッセージは明確、ハートが温かい。それは、「幸いの書」を読んでの私の感覚ですが、実際にお目にかかり、その思いをさらに強くしました。

「神様との関係をしっかり持てば、そして、神様から愛されているという思いを強く抱き続けることができれば、人生に何が起ころうとも、どんなに最悪の状況に陥ろうとも、あなたは大丈夫だ。決して絶望しない。必ず前に進める!」-この力強いメッセージが、ごミサを通して、また、お話を通して、私の心の底に届きました。生徒たちにとって、このような温かいメッセージに包まれた創立記念日を過ごすことができたことは、大変うれしいことです。学校長として、感謝の気持ち以外にはありません。
晴佐久神父様、誠にありがとうございました。


2013年10月8日火曜日

体育祭ハイライト

10月7日、私たちの心は熱くなった。私たちの心は結びついた。私たちの心は一つになった。







2013年10月3日木曜日

谷口明広先生をお迎えして


本日中2の「福祉のお話」は、愛知淑徳大学教授の谷口明広先生をお迎えし、お話を伺いました。先生には本校へ毎年来てくださっているので、本校の生徒のことをとても親しく感じてくださっています。それがわかるのか、毎年違う生徒たちが聴き、先生には初めてお会いするはずなのに、最初から打ち解けるのが早いこと。早い段階で信頼の絆が生まれ、しかもたった50分のお話なのに、すっかり、谷口先生の世界に引き込まれて行き、あっと言う間に時が過ぎます。
重い障がいと共にあったご自身の幼少期を材料にしながら、明るい笑いを引き出すのが非常にお上手な先生には感動します。おつらい体験を明るいタッチで分かち合われる先生には、人生を生き抜く上で、自分と他者に対し、深くて優しいまなざしを感じます。人は誰もが、誰かを差別してしまう存在。でも大丈夫、あぁ、自分のこの気持ちは差別意識だ~!と気づいたら、その芽を摘んでしまう勇気を持とうと呼びかけられました。差別はいけないとお説教するのでなく、知らない間に起こってしまう人間の感情を闇雲に拒否せずまず受け入れること、そして、次にそれと勇敢に闘うことを励まされる。確かに本当の優しさを感じました。この優しさこそ、自分自身のことも他者のことも、とことん理解し、豊かに愛していくことを可能にするキーでしょう。大変貴重な時間でした。谷口先生に感謝します。



2013年10月2日水曜日

もうすぐ、体育祭!


もうすぐ、体育祭!
本日は、多くの人たちが総出で行うグラウンド準備の日。
本校の体育祭は、毎年10月第1土曜日に行われることが多いですが、そのために伝統的に、前日と、3日前、2回にわたる「準備の日」をもちます。体育部の生徒、体育科教員、そして、もちろん、教職員総出で、テント張り、用具出しを行います。テントの屋台骨を立てる作業が開始されると、ああ、一年がまた巡ってきたなあと皆が感じていることでしょう。そしてグランドにトラック・ラインを丁寧に引き、小石を取り除いて完了する頃は、美しいオレンジ色をした西の日が照り輝きます。
グランドの端に咲くコスモスに、涼しげにトンボがスイスイ行きかう姿、その横で、先生に助けられて、トラックに美しい白線を描こうと奮闘努力する高校体育部員の姿は、女学院の秋の風物詩です。
真心を込めてたくさんの人たちで準備する女学院の体育祭、私はこの日が大好きです。





2013年9月28日土曜日

秋のポスターが出来上がって来ました

秋の女学院広報のポスターが出来上がって来ました 。先日、この日記に、制作風景について書きましたが憶えて下さっていますか。向かって右側は、11月2日に行われる中学ブレテスト、左側は11月4日に開催の中学生対象オープンスクールのご案内のためのものです。まだビニールが被ったままの出来たてのものが校長室に運ばれてきたので、思わずそのまま写真にしました。私の愛するノートルダム、私の愛する生徒たち、私の愛する空間そのもの、それらがこの中に美しく凝縮して映し出されています。どうか皆様、本物のポスターの近くによってご覧になって下さい。そしてさらに出来れば、本物の生徒たち、本物のノートルダムにふれて下さいね。


2013年9月26日木曜日

シスター渡辺和子様と


今日から明日にかけて、京都私立中高連合会の校長研修会で、岡山、広島に来ています。本日午前中は、岡山のノートルダム清心学園理事長でいらっしゃる、シスター渡辺和子様のお話を伺いました。お集まりの校長先生方は、カトリック学校の方々がむしろ少なかったのですが、ミリオンセラーになったシスターの最近のご著書、「置かれた場所で咲きなさい」については、やはり多くの人々に感動を与えたようでした。
神様が置かれた場所で咲きなさい。咲くとは、あなたが幸せに生きて、まわりの人々も幸せにして、神様がここに私をお置きになったことが、素晴らしいことだったと証しすることですと、シスターははっきりした口調でそうおっしゃいました。
幸せなひと時。神様に感謝します。


2013年9月23日月曜日

文化祭最終日を迎えました


文化祭第3日めの今日は、外からのゲストをお招きして、パーフォーマンスを楽しみました。「ダイナマイト・シャカリキ・サーカス」の皆様の素晴らしいアカペラを思う存分楽しみました。私自身はこれまで、今日のように身近にアカペラ・パーフォーマンスを目にすることはありませんでした。パーカッションの重低音を、あのようにつくることができ、また、そのサウンドが、講堂全域にバイブレートするように響き渡る様は、実に感動の連続でした。
私たちがよく耳にする歌の数々が、この方々の演奏になるとまた趣きが異なることにも気づきました。相当なボリュームとバイブレーションで、まるで空間そのものがひとつの楽器になったような錯覚すら起こりました。


後半は、生徒がパーカッションのサウンドの出し方を学んだり、先生方にステージへとお呼び出しがかかり、プロの方々と一緒に踊ったりと、楽しいひと時を過ごしました。素敵な時間でした。感謝です!



今年の文化祭もついに終わりを告げました。3日間、有意義でノートルダムらしい時間を皆さんと共有できたことを、校長として何よりも嬉しく思っています。そして、文化祭実行委員の生徒の皆さんを始め、いろいろな方々の温かい気持ちの結集で創り上げることができた3日間でした。心から感謝いたします。

これから二日間は、代休です。生徒の皆さんは、心と体の休養をたっぷりとって、また26日から元気に励みましょう。私は26日と27日の2日間出張で、岡山県に行って参ります。








2013年9月22日日曜日

文化祭オープンデー、ありがとうございました。


本日は、ノートルダム女学院中学高等学校、文化祭オープンデーに、多数ご来場くださり、誠にありがとうございました。文化祭実行委員会の生徒たちを始めとして、教職員一同、心よりお礼申し上げます。ノートルダム女学院の文化祭は、生徒、教職員のみならず、父母の会、同窓会、シスター方、旧教職員方が 、ONE NOTRE DAME を意識して、一丸となって創り上げ、一致する、豊かに祝福された一日です。ご来場になって頂いた皆様に、それを感じて頂けたなら、私にとってこれ以上の喜びはありません。本日は、誠にありがとうございました。
ハイライト・シーンをいくつかお届けします。